今年愛知県美術館へ出品した作品と、秋に名古屋のギャラリーで行われた会の小品展の作品をそのままT市の美術協会展に出しました。
展覧会は日曜日まででした。昨日の午後4時が搬出だったのですが、仲間たちとのスケッチ会があったのでそちらにも行って来ました。
スケッチ会に行ったのは愛知県岡崎市の東公園の近くにある池です。
あまり知られていない場所のようですが、写真を撮る方たちが早朝から訪れたりするようです。
市街地からほんの少し狭い道を入って行っただけで、こんな街中にこんなところがあるのと思うような場所です。
だいぶ、木々が色づいていました。


立ち枯れの木があるんですが、分かり難いかな?
愛知の大正池?
わたし的には風景画っぽい構図より、こんな感じが好きです。

ただの杭なのですが・・・
きれいな景色を描くよりも、自分が心を惹かれたもの、たとえば水溜りに写った風景や物でもいいし、人とは違う絵を描きたいなと思います。普通のスケッチなら絵葉書でいいもの。
ただ私は目が悪いので、少し離れた所にあるものがよく見えないのが難点です。でも見えなければ見えないように、あるいは自分でアレンジしてしまえるほどになれると理想です。
私ったら、今回は水彩絵の具ではなく、スケッチブックにアクリル絵の具で描こうと思って支度をしたのですが、箱が二つあって、空の箱の方を持って行ってしまったのです^^;重さで分かりそうなものなのにね~
まあ事情を言えば、誰かが絵の具くらいは貸してくれるのですが、下絵だけ描いてそのまま持って帰って来ました^^:
なので今回は?今回も?スケッチのアップはなしです。
岡崎市美術館館が近くにあるので、美術館の中にあるレストランでお食事をし、3時半には返って来ました。
お魚コースのランチを食べたのですが、写真、撮り忘れました。
ちなみに前日の土曜日の夜は仕事仲間とお好み焼き屋さんでパーティーだったのですが、こちらも写真はなしです^^;
2700円(だったかな~)の会費で食べ放題飲み放題。でもアルコールは別だし、コースによって注文できるものの範囲は決まっています。
生中1杯とピーチサワー1杯しか飲みませんでした^^
あっ、帰りは仕事仲間で近所の人にちゃんと送ってもらったので大丈夫です。
色々頼んで、みんなでつついて食べて・・・楽しかったし、美味しかったです^^
何だか慌しい週末と休日でした。
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先週の日曜日、久米宏さんの
「新ニッポン人の食卓」を見ました。途中からですが・・・
幾つかの家庭の一週間の普段の食事を写真に撮るという試みをしていました。
びっくりしたのは、簡単に家族が好きな時に食べられるようにと、食卓に菓子パンが置いてあるという光景。
このあたりから見始めたのですが、菓子パンは食事ではなくておやつでしょ。
日本の食卓が崩壊しつつあることは知ってはいましたが、でもこれはほんの一部の事ですよね。そう思いたいです。
75歳前後の女性の方たちがスタジオに来ていて、その方たちの家庭での料理や若い時の暮らしなどを紹介していました。
その方たちの娘さんたちは、母親が作ってくれた家庭料理というものを自分で作ることができない。
それは何故かと言うと、自分の子供と言えどもああしなしこうしなさいと強いることはできないからと・・・何も教えなかったかららしい。
戦中戦後に子供時代を経験している75歳前後の方たちにはおふくろの味と言うものがないという。
食べ物がなくて芋のツルや不味い種芋まで食べて飢えを凌いできた時代だからです。生きて行く事さえままならない時代に、家庭の本当の意味での温かい食卓というものを提供できなかったのでしょうね。
私たちが子供の頃に、インスタントラーメンや温めるだけで食べられるボンカレーなどが登場しました。
物珍しさで食べてみて、結構美味しいものだなと思いましたが、それだけが食事になるという事はなかったです。
私が小学校へ入学すると同時に、母親が仕事に行き始めたので、小学校3年生からおさんどんをしていました。3年生ですからちゃんとした料理もできないので、出来合いのお惣菜を買ってきて並べるだけがほとんどでしたが・・・
考えてみれば味気ない食生活を送っていましたね、私って。
私の母親は元々あまり料理が好きではなかったように思います。
中学生くらいから、学校で調理実習の時に作ったものを家で作ってみたり、母親が持っていた料理の本を見たりした、色々なものを作ってみたいという思は持っていました。
私の場合は教わらなかったけど、本やテレビを見ながら失敗を重ねて試行錯誤しながらも、レパートリーはそれなりに増えていったように思います。
なので、教わらなかったら料理ができないというわけではないような気がしますが・・・その人のやる気なのでは?
そんなふうでしたから、私も母親から料理を教わったことはないし、私も娘に料理を教えたことはありません。
娘が結婚する前に、「ふーん、これはこうやって作るんだ~」と言って見ていたことはありますが・・・
だから結婚する時はあまり料理はできませんでした。でも作り方がわからない時は電話で聞いてきたりしていました。
旦那はちゃんと教えておかないと娘が苦労をするぞと言っていましたが、主婦の大先輩である人から「女性は家族に対する愛情や優しささえあれば、お嫁に行って料理を作らばならない状況になればちゃんとできるもんだよ」と言われましたが、その通りではないかと私は思います。
娘の料理はあまり食べたことはありませんが、旦那と交代で何とかやっているようです。旦那様が家事の分担をしてくれるところが羨ましいですね。
私は肉じゃがもブリ大根もサバの味噌煮、きんぴらごぼう、炊き込みご飯、いわゆるおふくろの味というものを母親から教えてもらった覚えはありませんが、ちゃんと作れるし、お料理学校へいかなくてもレシピはいくらでも氾濫している今の時代ですから、今の若い主婦の方たちだって作る気さえあれば作れると思います。
この先日本の食卓はどうなっていくんでしょうね。
食の乱れは生活そのものの乱れですよね。
たまに手抜きするのは仕方ないです。私もやっていますから~たまにじゃなくて、よく・・・だったりして・・・^^;
作る時は気合を入れて作れば、手抜きもOKだと私は思いますよ。主婦だって忙しい時や作りたくない時もありますもん。

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